訪問看護

廃用症候群のお話

CYOS

廃用症候群をご存じですか?

廃用症候群は長期間にわたる活動量の低下から起こる身体機能の低下です

高齢や疾患により寝たきりになったり、年齢が若くてもひきこもりなどで活動量が低い場合にも起こります

廃用症候群の症状

  • 筋力の低下:立てない、起きられない、歩けないなど
  • 関節の拘縮:関節が固くなり伸びない、曲げられなくなる
  • 骨萎縮:骨折しやすくなる
  • 褥瘡(じょくそう):床ずれ(皮膚の傷)
  • 心肺機能の低下:少しの運動で息切れや動悸が起きる
  • 血圧コントロール不良:起きたり立つとめまいが生じる起立性低血圧
  • うつ状態:落ち込んでしまう
  • 誤嚥性肺炎:飲み込む力が弱まり、食事が肺に入り炎症を引き起こす
  • 逆流性食道炎:食事が胃から食道へ逆流して炎症を引き起こす
  • 栄養不足:逆流性食道炎や活動低下によって食欲が低下する

このように運動不足による弊害は大変なものです

こうなってしまってはやりたいことができなくなってしまいます

しかし自ら進んで運動をすることは何をしてよいかわからなかったりそもそもやる気が起きなかったりすると思います

そこで私たち訪問看護では廃用症候群の予防、改善のために一緒にストレッチや軽運動、ヨガなどをしています

運動を取り入れQOL(生活の質)を向上しましょう

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